酸素透過性と含水率

酸素透過性が高ければ性能が良いコンタクトレンズという考え方が強くあったことや、コンタクトレンズ性能を数値で示す材料が他にないのが理由で、コンタクトレンズの性能を比較する際に、酸素透過性の値を比較材料にすることが少なくない。たとえば、コンタクトレンズのデザインや装用感などは実際に装用してみないとわからないからだ。酸素透過性の指標にDk/L値あるいはDk/t値(酸素透過率)やDk値(酸素透過係数)が用いられている。含水性ソフトコンタクトレンズの場合は、Dk値は含水率が高ければ高いほど酸素透過性が高くなるようだ。一方、シリコーンハイドロゲルソフトコンタクトレンズは、シリコーンが水よりも酸素を透すため、含水率は低くても酸素をたくさん透す。酸素をたくさん角膜に送付するためには、コンタクトレンズの装用時間をできるだけ短くすることが効果的なのだ。

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